国際吹矢道協会(IFA)競技規則   98.11.23      2011.1.10 更新


(1)的は半径3,6,9cm(直径6.12.18cm)の同心円で得点は的の中心から7,5,3点とする。
(2)的の高さはその中心点が160cmとする。(cf: ダーツは173cm)
(3)的から10m離れたところにシューテングラインを引く。(女子:8mを削除99.7.31)
(4)1人1ラウンド5射を6ラウンド行う(計30本)。
(5)1ラウンドの制限時間は3分間とし制限時間内に終わらない場合、得点は制限時間内の
  得点になる。
  1試合の時間はマーカーの確認時間を含めて25分以内とする。
  注:1Rの制限時間は大会主催者が適当な時間に決定することができる。20100705
(6)5本の矢を発射したあと、マーカーが得点を確認する。その後、競技者が的に近づき矢取
  りを行う。
(7)筒は120cm以下で外国人は48インチ(121.9cm)も使用可能。
   内径は基本は13mmですが筒の内径や重さは自由。
   矢は基本は20cm、0.8grを用いますが矢の形、長さ、重量は自由、
(8)的の円の線上に当たった矢の得点は高得点の方にする。(03.09.28改正)    
(9)矢が的まで達しない場合、選手は各自のシューテングラインから筒先で矢を手繰り寄せ
  て回収できる場合はその矢を再度発射できる。回収不能の矢は0点とされる。    
(10)得点の合計が同点になった場合、高得点の矢が多い方を上位とする。    
(11)競技開始前の15分間には、3本の矢を試射することができる。
(12)その他に問題が生じた場合には、主催者、役員、選手などが話し合って解決する。   
(13)フィールド競技については別に競技規則をさだめる。       
(14)試合の間は禁煙とする。   
(15)1ラウンドに6本吹いてしまった場合は、最高得点の矢を1本減点する。(98.12.15追加)
(16)車椅子に腰掛けて吹く場合の的中心点の高さは125cmとする。
(17)矢が的から跳ね返った場合はもう一度吹くことができる。(01.11.23改正)
(18)2本の矢を重なった状態で吹いてしまった時は、これを1本の矢として扱う。(01.5.17)
(19)同点の場合、3本を吹いて勝敗を決める。(02.7.8追加)
(20)公式得点競技にはワイヤリングターゲットをスポンジ的に固定して行うことをお勧めする。
   (040929)
(21)マウスピース、マズルガード(出口ガード)のパイプからの延長部分は5mm以内とする。
    (2009.10.30)
(22)アクセサリー規定:                          2011.01.10
    1.サイトは筒につけるピープサイト、突起物、角状サイトなどは使用できる。
    2.その他のレザーサイト、望遠拡大鏡サイトなどは禁止。
    3.T型やV型グリップを筒につけることができる。
    4.筒につける錘の重量と数は自由。
    5.主催者が障害者に上記の2やパイプスタンドなどを許可することも可能
    6.筒につける蓮根型のクイバーも装着可能
    7. 筒につけるサイトは出口に1ケのみ可能          

段位認定 (2010 12 7更新)

3級  60〜74
2級  75〜89
1級  90〜104
初段 105〜119
2段  120〜149 アイロン
3段  150〜161 ブロンズ
4段  162〜174 シルバー
5段  175〜185 ゴールド  (JSFA 174〜185*)
6段  186〜191 チタン
7段  192〜197 プラチナ
8段  198〜203 ルビー
9段  204〜209 ダイヤモンド
10段 210     名人、マスター

*JSFA: Janan Sport Fukiya Association 日本スポーツ吹矢協会   
*上記のルールはユナイテッドステーツブローガン協会USBA// blowgunner.com/
  フランススポーツ吹矢協会FSSA www.fsba.fr/と同じ国際ルールです。

* ゴルフボールシューテングルール       2010.12.07
1.直径4.267cm(1.68インチ)のスポンジゴルフボールに糸をつけて吊す。
  高さを160cmにする。
2.10mから10本吹いて何本がゴフルボールに当たったかで競技する。
3.矢が当たって跳ねた場合は有効とし、かすった場合は無効とする。

*国際吹矢道協会フィールド競技規則

*国際吹矢道協会フィールド競技規則
1.フィールド競技は1グループ4人(A,B,C,D)で決められたコースを周りながら
  4スポット(A,B,C,D)で競技を行う。
1.射撃の順序は最初にA,B,C,Dが吹いたら次のスポットではD,C,B,Aが吹く。
2.1ケ所で4ケの的に4本づつ計16本吹く、的が1ケの所では4本合計52本吹く
3.スポットにおける的の設定はp.102,103の図に示すような配列が望ましい。
4.射程距離A-9m,B-11m,C-13mでABC各スポットに4ケの的を立てる。
  Dスポットでは的1ヶを15mの位置に設置する。
  

Spot Distance Target Dart Total
 A  9m  4  4  16
 B  11m  4  4   16
 C  13m  4  4  16
 D    15m  1  4   4
Total  13  52


フィールド競技規則は「スポーツ吹矢健康法」樋口裕乗、林督元著 ぶんぶん書房
平成7年11月発行 P.190に記載されています。現在この本は発売されておりません。
「新スポーツ吹矢健康法」1999.1.20発行 林督元著にはフィールド競技は掲載されておりません。

 国際吹矢道協会(IFA) 
 樋口裕乗 info@sportsfukiya.net. Tel 0258-34-2303